B様邸建築日記 内部造作編

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サッシ取付

LOW-Eペアガラス アルゴンガス入り 防火仕様。

吹き付け断熱(標準)

吹き付け断熱の職人さんは、いつも同じ人を指定しています。この断熱材は、職人さんの腕が顕著に出ます。世間では、吹き付け断熱は気密が良いと言われていますが、下手な人が施工するとその性能は100%発揮できていないのです。

吹き付け断熱材は、外気触れる壁全てに施工します。すなわち、この家は、断熱材で包まれている事になります。

この写真は1階の天井部分です。ここはバルコニーの下となるので断熱材を施工しています。

1階と2階の間にも施工します。この厚みは下手な職人さんですと、出来ないのです。下手な職人さんですとこの厚みを出す前に断熱材が垂れてしまうのです。これ垂れてしまうギリギリの厚さだと思います。限界でしょう。

サッシと躯体との僅かな隙間も断熱材を注入して、気密性を上げています。サッシは防火仕様のLOW-Eペアガラス、アルゴンガス入りです。

ユニットバスルームと居室との壁にも施工

ユニットバスと居室との壁にも施工しました。本来ですとこの壁は外気に触れていないので施工する必要はありません。しかし、ユニットバスからの音漏れ防止効果を期待して施工しました。勿論断熱効果も期待できます。

レクサンド トリプルガラス 木製玄関ドア (標準品)

石膏ボード

この家は準耐火構造なので、天井は強化石こうボード厚さ15㎜を使っています。

石膏ボード完了

ドライウォール開始

大工さんは、ドライウォール作業が完了するまでお休みとなり、ドライウォールの施工が始まりました。写真は、通称バズーカと呼ばれる道具で、テーピングと第一回目のパテ作業が出来る道具です。国産品が無いのでアメリカからの輸入品となります。

第二回目のパテ完了

3回目のパテ完了

石膏ボードの全てのつなぎ目は、テーピングと3回のパテ処理を行います。テーピングで耐震性を上げる、気密性を上げる、表面を凹凸を無くす。こんな目的で行われます。手間のかかるドライウォールですが、耐震性、気密性、メンテナンス性に優れた美しい壁と言えます。

フィートモジュールの家では、石膏ボードは横に施工します。トライウォールの場合石膏ボードは横にのレンガ張りで施工します。日本では、石膏ボードは縦に並べるのが一般的ですが、よこのレンガ張りにする事で、地震の横揺れに強くなるという考え方なのです。

第一回目の塗装

第二回目の塗装

ドライウォールは、2回目の塗装を終え、明日から大工さんが現場に戻ってきます。大工さんが全ての作業を完了すると、ドライウォーラーはもう一度現場に戻り最終的な仕上げを行います。とても手間がかかるのです。

ラップサイディング

大工さん再スタート

約1週間ドライウォールで現場を空けた大工さんは本日から再スタートとなります。日本の家ですと大工さんが1週間も現場を開ける事は有り得ない事です。

大工さんはフローリングから。フローリングは標準品のパイン無垢材。

ケーシングと延長枠

窓回りは全て無垢材のケーシングを標準としています。勿論延長枠も無垢材です。

キッチン前のタイル